JR東海は21日、鉄道台車の傷を検査する前に必要な塗膜除去にレーザーを使う技術を活用し始めたのに伴い、名古屋市で作業の様子を報道公開した。複数の金属の針を打ち付ける従来手法と比べて作業時間を約8割短縮できる上、粉じんが発生しないため、作業者の負担を軽減できる。
この技術は古河電気工業と共同開発し、6月に運用を始めた。光ファイバーの技術を応用している。
脱線などを防ぐため、鉄道台車は数年に1度傷がないかどうかを検査しており、検査前に塗膜を除去している。これまでの針を打ち付ける方法では手元が強く振動し、粉じんが発生していた。
























