契約更改交渉を終え、記者会見で来季の抱負を記した色紙を掲げるヤクルト・山田=28日、神宮球場
 契約更改交渉を終え、記者会見で来季の抱負を記した色紙を掲げるヤクルト・山田=28日、神宮球場

 ヤクルトの山田哲人内野手が28日、東京都内の球団事務所で契約交渉し、現状維持の年俸5億円でサインした。来季が7年契約の6年目。今季は108試合に出て打率2割3分1厘で12本塁打にとどまった。

 前半戦について「球を飛ばそうとしすぎた。体も開いたし、技術的に良くなかった」と振り返る。ただ、それで終わらずに夏場から復調し「何年ぶりかの、いい時の感覚はあった。来年はすごい楽しみ」と話し、30本塁打に意欲を示した。

 中村優斗投手は100万円増の1700万円で更改した。即戦力ルーキーと期待されながらも登板4試合で1勝だけ。「25登板で10勝したい」と来季の目標を掲げた。(金額は推定)