丹波篠山市の事件・事故
丹波篠山市の事件・事故

 兵庫県丹波篠山市の契約社員の男性(69)が27日、「マッチングアプリで知り合った相手に暗号資産運用などとして金をだましとられた」と届けた。兵庫県警篠山署が詐欺事件として調べている。

 同署によると、男性は8月23日、マッチングアプリで知り合い、好意を抱いていた相手から暗号資産運用を薦められた。その後、同27日には相手に指示され、市内のコンビニで電子マネーカードを購入。記載情報を伝え、5万円分をだまし取られた。

 また9月2~29日にかけて、運用資金やマネーロンダリング対策などの名目で、ネットバンキングで4回にわたり、計約860万円相当の暗号資産を指定先に送らされたという。度重なる金の要求に不審を抱き、調査会社に依頼して被害が発覚したという。