【イズニク共同】ローマ教皇レオ14世は28日、キリスト教史上重要な宗教会議「ニカイア公会議」が1700年前に開かれたトルコ北西部イズニクを訪問した。11世紀にカトリック教会と分裂した東方正教会の指導者らと記念行事に出席。双方の融和に向けた「歴史的な出来事」(イタリアメディア)で、両教会の連携強化を図る。
教皇は古代の教会があった場所付近で、正教会の最高権威とされるコンスタンティノープル総主教バルソロメオス1世と共に祈りをささげた。
カトリックと正教会は1054年に東西分裂して以降、20世紀に入るまでほとんど対話が途絶えていたが、近年は関係改善が進む。
























