北朝鮮による拉致問題に関する政府主催のシンポジウムが13日、東京都千代田区で開かれた。拉致被害者横田めぐみさん=失踪当時(13)=の弟で、拉致被害者家族会代表の拓也さん(57)は家族との再会に向け「政府は一刻も早く日朝首脳会談を実現してほしい。私は絶対諦めない」と訴えた。
めぐみさん拉致から48年が過ぎた。拓也さんは「どれだけ苦しい毎日を過ごしているかを考えると、許すことはできない」と心境を語り、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記に被害者の速やかな解放を呼びかけた。
拉致問題担当相を兼務する木原稔官房長官はあいさつで、高市政権の最重要課題だと強調した。
























