前橋市の小川晶前市長(42)は14日、市職員とのラブホテル面会問題を受けた自身の辞職に伴う市長選(来年1月5日告示、12日投開票)を巡り、出直し立候補に意欲をにじませた。市内で開かれた支援者らの集会で「市民のための市政を諦めることはできない」と述べた。複数の関係者が明らかにした。
ホテル面会問題で引責辞職後、小川氏が市長選への対応に言及したのは初めて。関係者によると、集会は非公開で実施された。支援者らが小川氏に再選を目指し出馬するよう直接要請。小川氏は「もう一度、挑戦する決断ができた時は、皆さんと一緒に前橋をつくりたい」と応じた。
市長選には、市議会の自民党系2会派が支援する弁護士丸山彬氏(39)と、共産党推薦の元市議店橋世津子氏(64)が立候補を表明している。
小川氏は2024年2月の市長選で初当選した。25年9月下旬、既婚の男性職員とホテルで10回以上会ったと認める一方、男女関係を否定。当初は市長続投の意向を示したものの、主要会派が不信任決議案の提出方針を固めたため、11月下旬に辞職した。
























