立命大ー関学大 第2クオーター、突進する関学大の井上(22)=西宮市の甲子園球場(撮影・大田将之)
立命大ー関学大 第2クオーター、突進する関学大の井上(22)=西宮市の甲子園球場(撮影・大田将之)

 アメリカンフットボールの大学日本一を決める全日本大学選手権決勝「第80回甲子園ボウル」が14日、西宮市の甲子園球場であり、関学大(関西1位)が14-38で前年覇者の立命大(関西2位)に敗れ、2年ぶり35度目の優勝を逃した。立命大は2年連続10度目の頂点。

 関学大は第1クオーター(Q)にタッチダウン(TD)2本を奪われ、先行された。第2Q、RB井上誉之、QB星野太吾がそれぞれランでTD。14-21でハーフタイムに入った。

 第3Qは立命大にランからTDされ、再び2TD差に。第4Qにも相手にフィールドゴール(FG)、TDを許し、及ばなかった。

 昨年から同選手権の開催方式が改められ、全国各地のリーグ戦上位校によるトーナメントで実施。1947年に始まった同ボウルでは、史上初めて関西勢同士の顔合わせとなった。