【ニューヨーク共同】ロボット掃除機「ルンバ」を手がける米アイロボットは14日、米デラウェア州の裁判所に、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表した。

 手続き中も事業は継続するが、生産を委託している中国のメーカーが全株式を取得し、再建を目指すとしている。

 アイロボットを巡っては、アマゾン・コムが買収計画を2022年8月に発表していたが、24年1月に買収を断念すると明らかにした。欧州連合(EU)欧州委員会が、市場競争を制限する恐れがあるとの見解を示していた。