名古屋鉄道やトヨタ自動車子会社などは人工知能(AI)の画像分析と自動料金収受システム(ETC)を活用し、踏切を通る一般の自動車に音声で混雑を知らせる実証実験を愛知県半田市で22日に始める。前方が混んでいる場合に注意喚起し、踏切内での立ち往生や事故の防止につなげる。
踏切近くに設置したカメラの映像をAIに分析させる。前方の道路が混んでいると判断した場合、2016年に本格導入された「ETC2・0」の車載器を搭載した車では、踏切手前の約20メートルで車載器から「先詰まりに注意してください」との音声が流れる。
AI画像解析システムの開発を手がけるトヨタ子会社トヨタシステムズ(名古屋市)などと連携した。
























