愛知県警はNTTデータと共同で、人工知能(AI)を活用した捜査用似顔絵作成システムの試作機を開発し、報道陣に18日公開した。心理学部を設置する人間環境大(愛知県岡崎市)と連携。時間短縮や、絵を描くのが苦手な人でも質の高い絵が作成できるようにする。来年4月~2027年9月、人間環境大でシステムを使い、課題を洗い出す検証実験を実施する。実用化のめどは立っていない。
この日、人間環境大の学生が県警本部で、試作機の操作を体験した。犯人役の警察官の顔を30秒ほど見て、性別や年代、鼻の大きさ、髪形などの特徴をシステムに入力。作成された四つの似顔絵から最も似ているものを選び、開始から10分ほどで似顔絵を完成させた。
























