高市政権の官邸筋による核兵器保有発言に対し、被爆地・広島、長崎の人々は19日、「絶対に許せない」「核の怖さを理解しているのか」と怒りをあらわにした。
広島で被爆した日本原水爆被害者団体協議会(被団協)代表委員の箕牧智之さん(83)は「日本は非核三原則を掲げているのに、理解できない発言で怒っている」と語った。高齢化が進み「だんだん被爆者や戦争体験者は減る。核兵器を持ってもいいという雰囲気になっていくのでは」と危機感を強めた。
長崎市の被爆者竹下芙美さん(84)は「放射能の蓄積で生き残っても一生苦しみ続けるのが原爆。発言した人は核兵器の怖さを理解しているのか」と憤った。
























