ペットフード協会(東京)は19日、2025年の全国犬猫飼育実態調査(推計値)の結果を発表した。減少傾向だった犬の推定飼育数は約682万匹で下げ止まりが見られ、猫の推定飼育数は約884万7千匹でほぼ横ばいだった。
犬の飼育率は全体では減少傾向だが、20、30代で上昇した。単身者は「交友関係を広げるため」に犬を飼い始めるのが特徴。猫の飼育は「寂しさを解消したい」「愛情をかける対象が欲しい」など感情面の理由が目立った。一方、子どもがいる既婚者では犬猫ともに「子どものため」が飼育理由の一つになっている。
犬猫とも世帯年収が高いほど飼育率が高い傾向にあった。生涯必要経費は、犬が278万円、猫が179万円だった。
























