【ソウル共同】韓国メディアは30日までに、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の徳野英治元会長が2021年の衆院選後、韓鶴子総裁に「私たちが応援した国会議員は自民党だけで290人に上る」などと報告していたと、教団の内部文書を引用して伝えた。人数など報告内容の信ぴょう性は不明。

 韓国でも教団と政治家の癒着疑惑が最近浮上し、警察などが捜査。報道は18~22年に作成された韓氏への「特別報告」に記された内容だとしている。警察が押収し、日本の教団が韓国側に、政界に影響力を及ぼす方法を伝授した状況を調べているとみられる。