ベネズエラの国有石油会社の精製施設=2024年2月、北部プエルトカベジョ(ロイター=共同)
 ベネズエラの国有石油会社の精製施設=2024年2月、北部プエルトカベジョ(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は6日、自身の交流サイト(SNS)で、ベネズエラが制裁対象となった3千万~5千万バレルの原油を米国に引き渡すと表明した。「市場価格で販売され、代金は私が管理する。両国民のために使われるようにする」と説明。原油は船で米国に直接運ぶ予定で、エネルギー省のライト長官に計画を進めるよう指示したとしている。

 米政権が昨年12月、ベネズエラを出入りする石油タンカーの「封鎖」を命じたことを受け、タンカーや貯蔵タンクから輸送できなくなっている原油などを指すとみられる。ベネズエラとの合意内容の詳細は明らかにしなかった。

 トランプ氏は軍事介入で反米左派マドゥロ大統領を排除したベネズエラでの石油利権獲得に意欲を示している。米石油企業幹部と8日に会合を開く予定。ベネズエラの石油インフラ再建への協力を求めるとみられる。

 バーガム米内務長官は6日のFOXビジネスのインタビューで、ベネズエラの原油生産量増加に向け、制裁緩和や技術提供が選択肢になると指摘。米企業と意見交換していると説明した。