フィギュアスケート男女の現行採点方式
 フィギュアスケート男女の現行採点方式

 【シェフィールド(英国)共同】国際スケート連盟(ISU)がフィギュアスケートの改革案として、ショートプログラム(SP)とフリーの合計得点で争う方式の廃止を検討していることが16日、複数の関係者への取材で分かった。ジャンプ偏重との批判を踏まえ、表現面をより重視する大胆な改定。2027~28年シーズンでの導入に向け、英国で開催中の欧州選手権でコーチら関係者への説明会を開いた。

 男女とペアの新方式は技術系の「テクニカルプログラム(TP)」と芸術系の「アーティスティックプログラム(AP)」に区分。演技時間はTPが2分40秒、APは3分30秒とする案が候補で、関係者によると現行のフリーで計7度のジャンプ回数はTP、APで大幅に少なくなる。TPは4度で検討している。

 賛否両論ある中、ISU側は「SPとフリーが似通っているという不満の声もある。テレビ視聴者や観客を喜ばせることが必要」と理解を求めた。転倒したジャンプが0点になる案には大多数が反対した。