2025年も国内外で多くの自然災害が起きた。夏には鹿児島県のトカラ列島近海で活発な地震活動が続き、7月にロシア・カムチャツカ半島付近であった巨大地震では兵庫にも津波注意報が発令された。夏の暑さは災害級となり、熱中症搬送者は過去最多を記録。12月は青森県で震度6強の地震が発生した。25年の災害を振り返り、備えの大切さを心に刻みたい。(田中宏樹)
25年、国内で震度5弱以上の地震は計15回あった。1月13日の日向灘を震源とする地震は宮崎市などで震度5弱を観測し、高知、宮崎県に津波注意報が出た。

鹿児島県十島村の悪石島(あくせきじま)で7月3日に震度6弱を記録するなど、トカラ列島近海では6~7月、震度5弱以上の地震を計8回観測。地震の頻発を受け、希望する住民は島外へ避難した。
カムチャツカ半島付近で7月30日に発生したマグニチュード(M)8・8の巨大地震では、北海道から和歌山県の広い範囲に津波警報が発令された。県内では洲本市で最大20センチの津波を観測。南あわじ市などは避難指示を出し、海水浴場の閉鎖など影響が広がった。
12月8日には青森県八戸市で震度6強の地震があった。気象庁は、北海道や東北の沿岸部に津波警報を発令。大規模地震が発生する可能性が平時より高まっているとし、警戒を促す「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を初めて発表した。























