東京電力は19日、柏崎刈羽原発6号機(新潟県)について、予定していた20日の再稼働を見送ると発表した。燃料の核分裂反応を抑制する制御棒に関する警報が正常に作動しなかったトラブルを受け、警報の動作確認作業を行うため。新しい再稼働日程について担当者は「改めてお知らせする」と述べるにとどめた。
東電は昨年12月24日、原子炉を起動して再稼働させる日を今月20日とする「使用前確認」を原子力規制委員会に申請し、最終チェックを受けていた。
東電によると、6号機の原子炉には872体の燃料集合体が入っており、205本の制御棒を下部から集合体の間に挿入して核分裂を調節する。17日の試験で制御棒1本を引き抜き、さらに他にも引き抜こうとした際、鳴るべき警報が作動しなかった。
柏崎刈羽6号機が再稼働すれば、2011年3月の福島第1原発事故以降、東電としては初めてで、国内の原発では15基目となる。東電は柏崎刈羽6号機が定期検査入りした12年3月以来、原発を運転していない。























