福岡市西区の市民プールで2024年7月、市消防学校の初任学生=当時(26)=が水難救助訓練中に溺れ死亡した事故で、安全を確保した計画を作成せず訓練を実施したとして、福岡県警は21日、業務上過失致死容疑で、当時の学校長(59)や教官(40)、講師(39)の3人を書類送検した。
3人の書類送検容疑は24年7月9日、訓練の一環で消防学校の学生52人に一斉に立ち泳ぎをさせた上、岡本大河さんを溺れさせ、同17日、低酸素脳症で死亡させた疑い。県警は認否を明らかにしていない。
県警によると、3人は訓練計画作成に関する決裁権があった。教官と講師は事故当時、現場にいた。岡本さんの他にも体調不良を訴えたり、溺れそうになったりする学生がいた。
市が設置した事故調査委員会の報告書によると、市消防学校は立ち泳ぎを含む水難救助訓練を30年以上実施。20年に山口県消防学校で立ち泳ぎ中の死亡事故があった後、救助ダイバーを配置したものの、一斉立ち泳ぎ自体は継続していた。























