公式練習で調整する千葉百音=ミラノ(共同)
 公式練習で調整する千葉百音=ミラノ(共同)

 初舞台へ不安はない。フィギュアスケート女子の千葉百音は12日、競技会場で初めて公式練習に臨み、SPの曲を流して全てのジャンプを着氷させた。「自信を持って滑れるいい氷。ジャンプの感覚が確固たるものとして、イメージをつくり上げられている」と迷いのない表情を浮かべる。

 1月下旬の四大陸選手権はジャンプのミスが重なり「かなり心配になる時もあった」と吐露した。五輪までの約2週間で練習を積み重ね「安定していくのが分かった」と自信を回復。この日は課題の3回転ルッツを成功し、復調を印象付けた。

 先にイタリア入りした坂本花織から現地で必要な物のリストや選手村、リンクの環境について「懇切丁寧に情報共有」があり、浮足立たずにミラノに到着できた。

 同じ仙台市出身の羽生結弦さんが金メダルに輝いた2014年ソチ五輪をテレビで見て、夢から目標に変わった4年に1度の祭典。「小さい頃から出たいと思っていた憧れの試合。今まで頑張ってきた努力を全部生かし切るつもり」と気合がみなぎっている。