姫路市の事件・事故
姫路市の事件・事故

 姫路市のマンション駐車場で1月、住人の会社員男性(33)が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された住所不定、解体業の小出慶二容疑者(49)が、兵庫県警姫路署捜査本部の調べに「約10年前から(被害者と)面識があった。トラブルがあり、個人的に襲撃した」という趣旨の供述をしていることが12日、捜査関係者への取材で分かった。

 また小出容疑者と特徴の似た人物が、事件の数日前からマンション周辺を行き来する姿が防犯カメラに記録されていたことも判明。捜査本部は、容疑者が入念に下見した上で、男性を待ち伏せして襲ったとみている。

 事件は1月20日午前8時ごろ、同市内のマンションで発生。男性は4階の自宅を出てから数分後に、地下駐車場で車に乗ろうとした際に背後から刺されたとみられる。

 3日後、石川県内で知人女性と歩いていた小出容疑者の身柄を石川県警が確保。捜査本部の調べに「後ろから刺して殺した」と容疑を認めていた。

 捜査関係者によると、男性が刺された直後、小出容疑者はマンションの出入り口に面した幹線道路ではなく、裏手の細い路地を抜けて住宅街へ移動。付近に止めていたレンタカーで神戸市内まで走った後、新神戸駅から新幹線に乗り、東京経由で石川県にたどり着いていた。

 神戸地検姫路支部は勾留期限の13日、起訴するかどうかを決定する。