ニューヨーク連銀=2023年3月、米ニューヨーク(ロイター=共同)
 ニューヨーク連銀=2023年3月、米ニューヨーク(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米ニューヨーク連邦準備銀行は12日、トランプ政権が課した高関税措置について「9割を米国の消費者と企業が負担した」との分析結果を発表した。貿易相手国が関税を負担しているとのトランプ大統領らの主張に疑問を投げかける結果だ。

 ニューヨーク連銀は、昨年1~11月の関税率と輸入価格の変化を分析した。米国の輸入業者が被った関税率上昇による負担の割合は、1~8月が94%だった。9、10月は92%、11月は86%に下がった。残りは米国に商品を輸出する海外の業者が輸出価格を引き下げる形で負担した。

 トランプ政権は昨年4月、ほぼ全ての国、地域を対象に一律10%の「相互関税」を発動。新たな相互関税の適用も始めた。