JR東海は11日、甲府市でリニア中央新幹線の山梨県駅(仮称)の起工式と安全祈願式を開いた。2031年12月の完成を目指す。今回の工事開始により、東京・品川-名古屋間に設ける全6駅が着工した。ただ、静岡工区の着工遅れを理由に目標としていた27年の品川-名古屋間の開業を断念しており、開業時期は依然見通せない。

 式典には山梨県の長崎幸太郎知事ら関係者約100人が出席した。JR東海の丹羽俊介社長は「安全、環境保全、地域との連携を第一に工事を進める」とあいさつした。

 参加した甲府市の樋口雄一市長は、終了後に記者団の取材に対し「新駅にふさわしい甲府らしいまちづくりを行っていきたい」と述べた。