【ニューヨーク共同】27日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は大幅続伸した。米国とイランの停戦交渉に懐疑的な見方が広がり、戦闘が長期化することへの警戒感から、指標の米国産標準油種(WTI)の5月渡しは前日比5・16ドル高の1バレル=99・64ドルで取引を終えた。終値として2022年7月以来、約3年8カ月ぶりの高値を付けた。
その後の夕方までの取引では、100ドルの大台に乗せる場面もあった。
ロイター通信によると、米国が提示した停戦に向けた案についてイラン側は「一方的で不公正だ」と反発し、協議の進展は見通せない状況だ。トランプ米大統領はホルムズ海峡の再開期限を延長したが、停戦交渉は難航しているとの見方が強まっている。
ホルムズ海峡では世界の原油や液化天然ガス(LNG)の約2割に相当する輸送が大きく制限されている。ホルムズ海峡の封鎖が継続すれば供給混乱が一段と深刻化するとみられており、供給回復に時間がかかるとの懸念が広がっている。























