ノーベル平和賞の授賞式でナルゲス・モハンマディさんに代わり賞を受け取った娘キアナさん(左)と息子アリさん=2023年12月、オスロ(共同)
 ノーベル平和賞の授賞式でナルゲス・モハンマディさんに代わり賞を受け取った娘キアナさん(左)と息子アリさん=2023年12月、オスロ(共同)

 【イスタンブール共同】2023年にノーベル平和賞を受賞したイランの人権活動家ナルゲス・モハンマディさん(53)の財団は3月31日、モハンマディさんが収監先のイランの刑務所で心臓発作を起こした可能性があると発表した。当局は病院への搬送や専門医の受診を拒否したとして「深刻な懸念」を表明した。

 財団によると、モハンマディさんは24日、ベッドで白目をむき、意識を失った状態で見つかったという。弁護団や家族が29日に刑務所でモハンマディさんと面会すると、健康状態が極めて悪く、体重が著しく減っていたとしている。

 モハンマディさんは厳格なイスラム体制下で抑圧に抵抗。女性の人権拡大を訴えた。