【ワシントン共同】トランプ米大統領は3日、国土安全保障省の予算失効に伴い未払いとなっていた同省の全職員に対する給与を支払うよう、マリン国土安保長官に命じる覚書に署名した。移民摘発の規制強化を巡る与野党対立で同省の予算が成立せず、職員の一部は無給での勤務や自宅待機を余儀なくされている。
覚書は、国土安保省の管轄下にある沿岸警備隊や災害対策を担う連邦緊急事態管理局(FEMA)の職員らが「(野党)民主党の議員らのせいで2カ月近く給与を受け取れていない」と指摘。公共の安全確保のためだとして、給与の支払いを指示した。
トランプ氏は3月にも同省の予算失効で2月中旬から未払いとなっていた運輸保安局(TSA)職員への給与支払いを命じる覚書に署名。全米各地の空港ではTSA職員不足で保安検査に長蛇の列ができていたが、混乱は解消に向かった。
国土安保省は2月14日につなぎ予算が失効。政府機関で本予算が唯一成立していない。
























