【北京共同】中国共産党の習近平総書記(国家主席)は15日、北京でベトナム最高指導者のトー・ラム共産党書記長(国家主席)と会談し、包括的戦略協力を深化させることで一致した。習氏はトランプ米政権を念頭に「双方は一国主義と保護主義に反対すべきだ」と訴えた。中国外務省が発表した。

 ラム氏は7日に国家主席を兼務する異例の人事が国会で承認されて以降、初めての外遊先に中国を選んだ。対中外交重視の姿勢を示し、党間交流の促進や両国関係の強化を図る。

 習氏は国際情勢が変化しても中国は周辺外交でベトナムを優先してきたと強調。中国とベトナムの「運命共同体」の構築を加速させたいと述べた。