関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)のタービンで蒸気が漏れ、原子炉を停止させたトラブルを巡り、原子力規制委員会の山中伸介委員長は13日の定例記者会見で「これまでにはない新しい現象だ。しっかりと原因究明し対策を考えてほしい」と述べた。規制委は今後、公開の会合を開くなどして詳しいメカニズムを調べる方針。

 関電によると、発電機を回す高圧タービンにある炭素鋼製のキャップに縦約1センチ、横約8センチの穴が開き、放射性物質を含まない2次系の蒸気が漏れた。キャップの本来の厚さは約2センチだが、最も薄いところでは約1ミリまで減っていた。

 山中氏は会見で「蒸気に含まれた水が衝突し、摩耗したのではないか」と原因を推定した。