オーストラリア北東部の「珊瑚海」で見つかったギンザメの仲間(The Nippon Foundation-Nekton Ocean Census/CSIRO提供)
 オーストラリア北東部の「珊瑚海」で見つかったギンザメの仲間(The Nippon Foundation-Nekton Ocean Census/CSIRO提供)

 新たな海洋生物を探す国際プロジェクト「オーシャンセンサス」は19日、3月までの1年間でこれまで知られていなかった計1121種を発見したと発表した。日本やオーストラリアで行った海洋調査などで確認した。科学的データを収集することで、海の生態系保全につなげる狙い。

 日本での調査は昨年6月、同プロジェクトと海洋研究開発機構が共同で実施。小笠原諸島周辺の海底火山帯「七曜海山列」や南海トラフで、有人潜水調査船「しんかい6500」などで探索した。カイメンに共生するゴカイの仲間など新種38種と、新種の可能性が高い28種を確認した。

 オーストラリアではギンザメの仲間など110種以上が新たに見つかった。