【酒泉共同】中国は24日、独自の宇宙ステーション「天宮」に向け、北西部の酒泉衛星発射センターから有人宇宙船「神舟23号」を打ち上げる。初の香港人飛行士を含む乗組員3人は、天宮で活動中の神舟21号のメンバーと交代する。中国は外国人飛行士を訓練に受け入れるなど宇宙分野で開放的な姿勢をアピールし、国際影響力の拡大を狙う。
習近平指導部は2030年までに中国人初の月面着陸を実現する計画を示し、月などへの宇宙探査「アルテミス計画」を進める米国に対抗。中国の宇宙当局者は23日の会見で、天宮の運用から月の探査計画まで「着実に進んでいる」と誇った。
神舟23号はロケット「長征2号F遥23」に搭載した。乗組員の朱楊柱氏と張志遠氏、香港出身の黎家盈氏は天宮に到着後、設備の保守管理のほか、生命科学や医学などの実験を実施する。
22年に完成した天宮では約半年に1度のペースで要員を交代してきた。神舟23号の乗組員のうち1人は1年間の長期滞在を予定し、宇宙空間の人体への影響を調べる。























