北海道大の札幌キャンパス内に開設される図書館「こども本の森 札幌・北大」のイメージ(安藤忠雄建築研究所提供)
 北海道大の札幌キャンパス内に開設される図書館「こども本の森 札幌・北大」のイメージ(安藤忠雄建築研究所提供)

 北海道大は今夏、札幌キャンパス内に図書館「こども本の森 札幌・北大」を開設する。前身の札幌農学校開校から今年で150周年を迎える記念事業の一環で、設計した世界的な建築家安藤忠雄さんが費用を負担し寄贈。蔵書は約1万5千冊を予定しており、北大と札幌市が共同運営する。

 図書館は床面積約350平方メートルの平屋建てで、主に小中学生の利用を想定し絵本や図鑑、外国語の本などをそろえる。自然に囲まれた環境で、子どもたちが付近の木陰や小川のそばで読書をしたり、図鑑を片手に動植物を観察したりできる。研究者や学生が自らの研究テーマを紹介するプログラムなども実施する。

 名誉館長には、古代ローマが題材の人気漫画「テルマエ・ロマエ」の作者ヤマザキマリさんが就任。幼少期を道内で過ごし、後に北大で非常勤のイタリア語講師を務めた縁もあった。

 図書購入費はこれまでに札幌市がクラウドファンディング(CF)で766万円を集めた。北大も500万円を目標に今月1日からCFを開始。館内の机や椅子、屋外で使うテントなどの備品購入に充てる。