北方領土・歯舞群島の貝殻島周辺で1日、ロシア側に入漁料を払って実施するコンブ漁が解禁され、北海道根室市の漁協に所属する181隻の船団が出漁した。漁期は9月末までで、コンブなど計3024トンを採取する。
この時期に採れるコンブは「棹前昆布」と呼ばれる。成熟前のため身が薄くて柔らかく、おでんや煮物に適している。
貝殻島周辺はコンブの好漁場で、戦後、旧ソ連側に拿捕される漁船が相次いだ。安全に操業できるよう1963年に民間協定を締結したのが現在の漁の始まり。今年の入漁料は昨年より約430万円多い7667万円で妥結していた。
日本側の窓口を担う北海道水産会(札幌市)によると、漁師の高齢化で操業隻数は減少傾向という。























