グーグルの検索画面(ゲッティ=共同)
 グーグルの検索画面(ゲッティ=共同)

 【ロンドン共同】英国の公正取引委員会に相当する競争・市場庁(CMA)は3日、報道機関などの情報を米グーグルが提供する生成人工知能(AI)の検索機能で利用するのを拒否できる規制を設けると発表した。こうした規制は世界初という。

 グーグルの検索利用者が知りたいキーワードなどを入力した場合に、生成AIが要約と共に報道機関のニュース記事などを出典として表示することがある。グーグルが無断で記事を利用できないよう報道機関などが拒否できる機能を設けるようCMAは求めている。

 ロイター通信によると、規制に対応するためグーグルは、報道機関などが拒否すれば記事などをAI検索に引用できなくする機能を設けると発表。英国では検索サービスの90%超をグーグルが占めているという。

 日本の公取委も生成AIの検索サービスが報道機関の記事を無断利用した場合、優越的地位の乱用や取引妨害を定めた独禁法に違反する恐れがあるとの見解を示している。