大阪-京都間を走行する「トワイライトエクスプレス瑞風」=2017年6月、大阪府島本町
 大阪-京都間を走行する「トワイライトエクスプレス瑞風」=2017年6月、大阪府島本町

 JR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」に日仏の有名作家ら16人が乗り込み、24時間かけて京都から松江へ。車内で一つの作品を書き上げる-。そんな一風変わったイベントが、今年10月に企画されている。

 日本側の乗客は、いずれも芥川賞作家の荻野アンナ、朝吹真理子、円城塔、金原ひとみ、松浦寿輝、辻仁成の各氏と直木賞作家江國香織氏、歌人俵万智氏を予定。フランス側からは「異常(アノマリー)」で権威あるゴンクール賞に輝いたエルベ・ル・テリエ氏らが加わる見込みだ。

 フランスの文学創作団体が今年秋に日本で主催する「24時間小説」の一環で、16人は打ち合わせを経てそれぞれが1章を担当し、計約300ページの作品を完成させる。題材や内容は非公表だ。

 2015年にカナダで初めて実施され、瑞風が第2弾。列車は10月22日に京都を出発、松江到着後には作家らのイベントも開かれる。作品は日仏両言語に翻訳され出版予定だという。