1日、米ノースダコタ州の野外劇場で演説するトランプ大統領(ゲッティ=共同)
 1日、米ノースダコタ州の野外劇場で演説するトランプ大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は1日、中西部ノースダコタ州を訪れ、新設されたセオドア・ルーズベルト大統領図書館を視察した。建国250年の祝賀行事の一環。その後、近くの野外劇場で開いた集会で演説し、20世紀初頭に軍事力を背景に「こん棒外交」を展開したルーズベルトについて「米国の魂、闘志と精神を体現した」と称賛した。

 ルーズベルトは中南米やカリブ海で軍事力をちらつかせて各国に要求をのませ、パナマ運河建設を進めたことで知られる。トランプ氏は西半球で米国の覇権を求め、パナマに返還した運河を取り戻したいとたびたび言及している。演説でルーズベルトについて「私が尊敬の念を持つ数少ない人物の一人だ」と強調した。

 また、狩猟を好み、義勇騎兵隊を結成して米西戦争を戦ったルーズベルトは「真の米国の男だった」と語った。

 ルーズベルトはニューヨーク市出身。同じ日に母と妻を亡くした後にダコタ準州(現在のノースダコタ州)に滞在して悲しみをいやした経緯があり、同州への思い入れが強かった。