政府安全保障能力強化支援(OSA)でバングラデシュ海軍に供与された警備艇=2日(在バングラデシュ日本大使館提供)
 政府安全保障能力強化支援(OSA)でバングラデシュ海軍に供与された警備艇=2日(在バングラデシュ日本大使館提供)

 外務省は3日、同志国軍に装備品などを供与する枠組み「政府安全保障能力強化支援(OSA)」で、バングラデシュ海軍に警備艇5隻を引き渡したと発表した。OSAを活用した同国への装備品供与は初めて。インド太平洋で威圧的な行動を強める中国を見据え、海洋安保能力を強化する狙いがある。

 供与は2023年に決定した。バングラデシュは日本がシーレーン(海上交通路)として重視するベンガル湾に面している。警備艇は全長約17メートルで、警戒監視能力や災害対処能力の向上が期待される。

 日本は太平洋島しょ国フィジーに対しても、抑止力強化に貢献するため、6月にOSAで警備艇3隻を提供した。