【キーウ共同】ウクライナ国防省は19日までに、ロシア軍による無人機攻撃への対策として1月以降、国内の物流の要となる幹線道路計1066キロに防護ネットなどの設備を設置したと発表した。「現代戦で補給ルートは敵の優先的な標的の一つだ」と指摘。前線への物資補給や後方への負傷者搬送の際の安全確保に向け、無人機対策を強化するとした。
国防省の声明によると、ロシア軍との激しい攻防が続く南部ヘルソン州では200キロ以上の道路に防護ネットが張られた。設置ペースは昨年の1日当たり4キロから、今年は9・2キロと2倍以上速くなったという。防護ネットは道路の両脇に支柱を立てて上部を網で覆い、上空からの無人機の侵入を防ぐようにできている。
一方、ウクライナ軍無人システム部隊は19日、約2週間にわたる攻撃の結果、ロシア本土とロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島の間のケルチ海峡を運航するフェリーの輸送能力を75%減少させたと発表した。ウクライナは半島への燃料供給を妨害するため無人機による船舶攻撃を強化している。
























