【ブリュッセル共同】人権や法の支配を訴える国際機関、欧州評議会(本部・フランス東部ストラスブール)のベルセ事務局長は19日、サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の決勝を前に、同大会が「問題だらけだった」と批判する声明を発表した。「金と権力」が危機を引き起こしているとし、国際サッカー連盟(FIFA)に改善を求めた。
米国選手の出場停止処分を見直すよう、トランプ米大統領がインファンティノFIFA会長に求めたことを念頭に、ベルセ氏は「政治的影響が競技場内にも及んだ。一国の首脳がFIFA会長に電話した後に、罰則適用が猶予された」と言及。「規則が圧力でゆがめられれば、全ての結果が疑念にさらされる」とし、競技への政治介入を痛烈に非難した。
ベルセ氏は、今大会初めて、未来の出来事を予想して賭ける「予測市場」の業者が公式スポンサーとなったことも「不正行為への門戸を開いた」と問題視。「スポーツの品位を強化するために、急を要する対応」を訴えた。
























