寿司づくりに挑戦する米国人=5月、東京都内(AP=共同)
 寿司づくりに挑戦する米国人=5月、東京都内(AP=共同)

 農林水産省がまとめた訪日客のコメ消費の最新試算結果が27日、分かった。1人1泊当たり、平均で茶わん約4杯分に当たるご飯570グラムを食べているとし、従来の約2・5杯分との推計を上方修正した。すしなどの外食に加えて、おにぎりや巻きずしのテイクアウトも人気という。

 2025年度にアンケートなどを通じて、14の国・地域からの訪日客によるご飯の消費量を調査。ベトナムが一番多く718グラム。米国は565グラム、中国は546グラムで、最少は香港からの訪日客で468グラムだった。

 農水省は昨年から、訪日客の推計消費量を国内全体の需給予測に加味するようにしている。かつて訪日客の消費増加などを考慮していなかったことから、需給予測を見誤り「令和の米騒動」につながったためだ。今回は試算を最新のものに更新し、28日に公表する。

 最新の試算によると、25年7月~26年6月での訪日客全体のコメ需要量は精米ベースで8・2万トン(玄米換算で9・1万トン)だった。今年3月時点の前回試算では6・1万トンで、上振れした。