地球観測衛星だいち2号の観測データ解析による地殻変動の様子。しま模様のような色の違いが変動の程度を表す(国土地理院、JAXA提供)
 地球観測衛星だいち2号の観測データ解析による地殻変動の様子。しま模様のような色の違いが変動の程度を表す(国土地理院、JAXA提供)

 国土地理院(茨城県つくば市)は29日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の地球観測衛星だいち2号の観測データを解析した結果、28日の熊本地震に伴い、震源の真上「震央」に近い日奈久断層帯の北西部で最大約50センチ、南東側の広いエリアで最大約10センチの地殻変動を確認したと発表した。東側上空から観測しており、変動は地表が衛星に近づいた程度を示すという。

 観測は28日夜に実施、昨年8月のデータと比較した。いずれも速報値で、国土地理院は今後も別方向からの観測や詳しい解析を続ける。