道路を横切るように現れた断層。手前と奥で段差ができている=7月29日、熊本県宇城市(熊本大鳥井真之特任准教授提供)
 道路を横切るように現れた断層。手前と奥で段差ができている=7月29日、熊本県宇城市(熊本大鳥井真之特任准教授提供)

 熊本県で最大震度7を観測した地震で損傷した南九州自動車道は、直下を通る断層がずれたことにより路面などが動いた可能性が高いことが1日、熊本大の調査で分かった。今回の震源である日奈久断層帯に沿って、高速の周辺を含めた県内複数の場所で、地表に断層が現れていたという。

 熊本大の松村政秀教授(橋梁工学)によると、同県八代市上片町で、断層が畑の中を北東から南西方向に走り、割れ目が生じているのを確認した。右方向への横ずれ断層とみられ、ずれの大きさは数十センチ、生じた段差は80センチほどと推測される。周辺には他にも小さな亀裂があった。