5日、米ミシガン州デトロイトで演説するアブドゥル・エルサイド氏(ロイター=共同)
 5日、米ミシガン州デトロイトで演説するアブドゥル・エルサイド氏(ロイター=共同)

 【セントルイス共同】11月の米中間選挙で重要州となる中西部ミシガン州などで4日、予備選が実施された。主要メディアは5日、同州連邦上院選の野党民主党の候補者選びで、急進左派の公衆衛生専門家アブドゥル・エルサイド氏が穏健派ヘイリー・スティーブンス連邦下院議員を破り、勝利を確実にしたと報じた。民主党内で路線対立が続く中、急進派は勢いづいた。

 ミシガン州は共和、民主両党の勢力が拮抗。民主党が上院で多数派を奪還するには、同州での現有議席維持が不可欠とみられている。格差拡大への対応や対イスラエル軍事支援の是非が争点だった。

 CNNテレビによると、開票率99%時点での得票率は、エルサイド氏が48・5%、スティーブンス氏が47・5%。エルサイド氏は、党指導部や穏健派が大企業から大口の献金を受け取り「庶民目線」を失っていると批判。格差拡大に不満を持つ若者らの支持を集めた。