【パリ共同】フランス電力(EDF)は11日、クラゲの大量発生のためフランス北部グラブリーヌ原発の原子炉の運転を停止したと発表した。フランスメディアによると、原子炉を冷却する海水を取り込むためのポンプにクラゲが大量に流入した。原発の施設と従業員の安全、環境への影響はないとしている。
EDFによると、10日に原子炉6基のうち3基が運転を停止し、1基が出力を半分に下げた。1基は定期点検のため停止中で、残りの1基のみ完全運転中。
クラゲの侵入による原発の停止は非常に珍しいとされるが、グラブリーヌ原発では昨年8月にも同様の理由で原子炉の運転を停止していた。
日本でも1999年9月、新型転換炉ふげん(福井県敦賀市、廃炉作業中)の取水口に大量のクラゲが詰まり、原子炉を手動で緊急停止した。
フランスメディアによると、世界的にクラゲが急増しており、地球温暖化に伴う海水温の上昇が要因の一つとして考えられている。
グラブリーヌ原発は北海沿岸に位置し、西欧最大級の原発。
























