兵庫県西宮市の甲子園球場で行われている全国高校野球選手権大会で13日、大地震に見舞われた熊本代表の有明が長崎日大との2回戦に3-2で競り勝った。春夏通じて初の甲子園で2勝目。選手らが校歌を歌うと、応援団が入るアルプス席だけでなく、場内全体から大きな拍手が送られた。
3-1の九回に1点を返され、なおも2死一、三塁のピンチを迎えると、場内から「頑張れ、有明!」と大きな声が飛んだ。有明の中野賢哉部長は「生徒には期待を背負うのではなく、一生懸命にプレーする姿をみせることが、元気を与えることになると話した。応援で、私たちの方が元気をもらっている」と感激の様子だった。
熊本県西原村出身で、10年前の熊本地震の際に仮設住宅で生活した経験のある実田聡志主将は、九回に逆転勝ちした1回戦の後に「感動したよ」など、祝福の声を多くもらったという。「きつい展開でも、応援してくれている方々のことを思うと、持っている以上の力が出て、まだできると思える」と後押しに感謝した。
























