パリ五輪柔道男子100キロ超級代表で元全日本王者の斉藤立(JESエレベーター)が5日、堺市の大浜だいしんアリーナで行われた全日本実業個人選手権で約10カ月ぶりの実戦に臨み、6試合全て一本勝ち(反則勝ちを含む)で優勝した。復帰戦を終え「畳の上に立てることは当たり前ではない。感謝の気持ち」と感慨に浸った。

 24歳の斉藤は初戦から立ち技と寝技を駆使し、決勝で豪快な左大内刈りを決めた。2月に腰の手術を受けた後は足首も負傷。再起を果たし「苦しい時間を乗り越えて戻ってきた。状態はまだまだなので一つ一つクリアしていきたい」と話した。

 次戦は11月の講道館杯全日本体重別選手権となる。