政権幹部と会談した際、書類の上でペンを回すロシアのプーチン大統領=8月27日、モスクワ(大統領府の動画から・共同)
 政権幹部と会談した際、書類の上でペンを回すロシアのプーチン大統領=8月27日、モスクワ(大統領府の動画から・共同)

 【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領が8月下旬、政権幹部との会談で報告を受けながらペンを書類上でクルクル回す映像が国営テレビで放映され、国営ラジオ「マヤーク」の大統領府担当記者が「日本のぺんてるのペンはよく回る」と通信アプリに投稿した。

 共同通信がロシア大統領府に問い合わせたところ、ペスコフ大統領報道官は7日までに「大統領はさまざまなペンを使用している」と書面で回答。ぺんてるの商品かどうか肯定も否定も避けた。

 ぺんてるブランドを展開するアストラム(東京)は映像を分析し「弊社のペンではない」とした上で「大統領府の担当記者の方が『ぺんてるのペン』と投稿したのは、以前にプーチン氏がぺんてるのペンを愛用したからではないかと考えられる」と取材に回答した。

 ロシアでは2019年、プーチン氏が公務で使ったペンのロゴなどから、ぺんてるのペンを常用しているとの情報がインターネットで広まり「国のトップは高級品よりも実用性を重視している」と話題になった。アストラムによると、当時指摘されたペンは数年前に販売を終了した。