制限速度を超えて車を運転し、対向車両と衝突して相手にけがを負わせたとして自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の罪に問われた、競泳男子200メートルバタフライで2021年東京五輪銀メダリストの本多灯被告(24)=横浜市青葉区=に東京地裁立川支部は9日、拘禁刑1年、執行猶予3年(求刑拘禁刑1年)の判決を言い渡した。
中島経太裁判官は判決理由で、前を走っていた車に負けたくないとスピードを上げ、車を制御できなくなったと指摘。「極めて危険かつ無謀で、酌量の余地は見いだせない」と述べた。一方で被害者に150万円を支払って謝罪したことなどを考慮し、執行猶予を付けた。
被告は選手活動を自粛中で、9月19日開幕の愛知・名古屋アジア大会の出場を辞退した。中島裁判官は「再び活躍する姿を応援できることを願う。再起を期待しています」と説諭した。
判決によると、昨年11月21日、東京都多摩市愛宕4丁目の最高時速30キロの道路を時速88~108キロで運転して対向車線にはみ出し、向かいから来た車に衝突。運転手にけがを負わせた。























