【パリ共同】フランス南部カーニュシュルメールの美術館で8日、印象派の画家オーギュスト・ルノワール(1841~1919年)の絵画4点が2人組に盗まれた。文化省が発表した。フランスメディアによると、4点の損害額は約900万ユーロ(約16億円)。うち2点は見つかったが、「コロンナ・ロマーノ夫人の肖像」「井戸端の若い女性」の2点が所在不明。警察が捜査している。
フランスでは昨年10月、パリのルーブル美術館から歴史的な宝飾品8点(推計8800万ユーロ)が盗まれる事件が発生。文化財の盗難が相次いでおり、警備の問題が改めて浮き彫りになった。
文化省や地元市長によると、2人組は8日早朝、フェンスを破って敷地内に入り、窓ガラスを破壊し館内に侵入。電動のこぎりで絵画を固定する金具を切断した。
警察は警報が鳴った5分後に到着したが、4点が持ち去られた。逃走中に放置したとみられる2点は美術館の庭で見つかった。























