雨の中、神戸の全体練習に早速合流したFWエリキ。右奥は飯野=神戸市西区、いぶきの森球技場
雨の中、神戸の全体練習に早速合流したFWエリキ。右奥は飯野=神戸市西区、いぶきの森球技場

 J1神戸は9日、J1町田からFWエリキ(32)が完全移籍で加入すると発表した。約9カ月ぶりの復帰となり、エリキは「『ただいま』という思いもあるが、今は感謝の気持ちが大きい」と語った。同日、いぶきの森球技場(神戸市西区)であった公開練習に合流。11日の鹿島戦でメンバー入りする可能性も出てきた。背番号は94。

 エリキは母国ブラジルの強豪パルメイラスなどを経て、2023年に当時J2だった町田で18得点を挙げて優勝に導き、最優秀選手(MVP)を受賞した。25年3月に期限付きで神戸に加入し、J1リーグ29試合で9得点を挙げた。J1通算96試合出場、33得点。

 町田から契約更新しないと通知され、約2カ月の交渉を経て希望していた神戸入りがかなったという。「とても難しい移籍で、多くの人が尽力してくれた」と振り返る。

 合流初日の練習では紅白戦で得点も決めるなど、コンディションや連係面の不安はない。大一番の鹿島戦に向け、スキッベ監督も「大事なオプションの一つになる」と期待を寄せる。

 神戸では優勝を逃し、4月のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)は準優勝。タイトルに飢えたストライカーは「戻ってきたのは優勝を実現するため。いい結果が残せるチームだと確信している」と力を込めた。(宮崎真彦)