【ワシントン共同】米国で今月下旬に予定される米中首脳会談を巡り、中国が会談前に台湾への武器売却を新たに承認しないよう米側に求めていることが12日、分かった。承認すれば習近平国家主席の訪米を見送る意向を伝えているという。複数の米中関係筋が明らかにした。
11月の中間選挙に向けて成果を打ち出したいトランプ政権は会談実現を重視。武器売却承認を当面見送るとの見方が強いが、中国側は予測不能なトランプ大統領の言動を警戒しているとみられる。中国政府は訪米について公式発表していない。
米中は会談に向けて詰めの調整を続けている。関係筋によると、中国側は台湾問題が米中関係のレッドライン(越えてはならない一線)だとし、台湾への武器売却を含む防衛支援が会談実現に影響する可能性があると伝えてけん制している。
一方の米国は対イラン軍事作戦が行き詰まる中、イランを孤立させるため経済制裁を拡大しイラン経済を支える中国への対応も焦点。交渉筋は「中国は協調姿勢を示しており、米国との対話の障害にはなっていない」と話した。























