NGP日本自動車リサイクル事業協同組合南関東支部の金子治樹理事=11日、千葉県市原市
 NGP日本自動車リサイクル事業協同組合南関東支部の金子治樹理事=11日、千葉県市原市

 千葉豪雨では道路や駐車場で浸水した多くの車両が廃車となり、リサイクル業者による引き取り作業が進められている。車両保険の被害申請は損害保険大手4社だけで1万3千件超。13日、豪雨発生から1カ月を経ても無償提供されたカーシェアリングの需要は絶えない。人々が日常生活に戻る準備を支えている。

 千葉県では8月13日夜から14日未明の豪雨で、排水能力を超えた水が地上にあふれる「内水氾濫」が発生。一時約3千台の車両が道路に置かれたままになり、自治体が撤去作業に追われた。

 NGP日本自動車リサイクル事業協同組合(東京都港区)は豪雨直後から、廃車になった車両の引き取りを始めた。千葉県市原市の敷地には11日までに延べ700台以上が集められた。順次解体業者に引き渡しているという。

 同組合南関東支部の金子治樹理事(55)によると、取り扱い台数は約20年の活動で最大規模。

 被災した人に無料で車両を貸し出している日本カーシェアリング協会(宮城県石巻市)には12日時点で789件の申し込みがあり、約50台を貸し出した。